"気付く" スキルを高めるには?

こんにちは。こんみき先生です。

(金)のブログテーマは、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。

今日でこのブログも1ヶ月が経ちました! パチパチパチパチ☆

1か月前は、3H程かかって書いていたブログも、今ではその半分程で書けるようになりました。

もちろん、ネタが貯まってきたことや、準備をスムーズにできるようになったことも要因です。

でも、私がブログを始めて目的はたくさんあり、「自分の考えを短時間でまとめられるようになりたい」、

ということも目的の1つだったので、少し成長できたことに嬉しく思います。

昔から、書いているうちに考えが整理されるタイプなので、自分にも役立っています。

これからも読んでくださる方々がいると信じてがんばりますw



「カモメになったペンギン」

ジョン・P・コッター著 / ホルガー・ラスゲバー著 ダイヤモンド社


さて、先週は、上記の書籍に書かれた変革の8ステップ入る前に必要な、

「自分の危機意識を高める」ことについてお話しました。

この1週間、危機意識を高めることについて何度か他の曜日でもブログに書いてしまったなぁ。。


「危機意識はもう、コロナ禍で自分は十分、高まったよ」 という方は、次のステップ。



「カモメになったペンギン」では、主人公がまず、

自分達の住んでいるコロニーの氷が解け始めている、ということに、

     「気付く」  のです。


みなさんは、もし自分の近所の道をいつものように歩いていて、地面に何か変動があったとしたら気付きますか?

仮に「なんか雨でやわらかくなっているのかな」程度に気付いたとして、

次にそこで何か行動をしますか?

おそらく、"しない" という人が多いから、大規模な道路陥没などが突然起きるのかもしれません。


     「リスクに気付く」という重要性


改めて「リスク」という言葉についてですが、

"まだ起こっていないけど、これから発生する可能性のある事象"。


そのうち、発生したら困る、脅威になる可能性のある事象のみをリスクと思っている人が多いと思いますが、

PMBOK ではこれを

     「マイナスのリスク」 と呼んでいます。

マイナスのリスクは、できるだけ発生しないように、または万が一発生した場合も最低限の事象に抑えられるように予防策したり、

発生時のリアクションの対応も事前に計画したりするわけです。


逆に、発生したらうれしい事象もリスクであり、これを

     「プラスのリスク」 と呼んでいます。


両方のリスクに気付くために、私は、


     「観察力」「洞察力」 が必要だと思っています!


。。とは言え、この力を向上させようと思うような意識が高い人は、気付く力も強いと思うのですよ。。


じゃあ、意識が高くなく、観察力や洞察力も乏しい部下やメンバーには、どうしたら気付いてもらえるのか。。?


例えば、交際中の彼女がデートの日に新しい服を着てきたら、

「あ。初めて着てくる服だな。かわいいな」なんて気付きますよね? w

ところがよく聞く話ですが、これが結婚してしばらく経つと、

美容室に行ってパーマまでかけた嫁の髪型に気付かず、怒られたりするわけですよね? w


なんで気付かなくなるんですか。。?


世の妻たちに恐れず、一般論らしい話をつなぎ合わせると、それは、

     「嫁に関心がなくなっているから」

ということらしいじゃないですか!(陳腐化したひどい例でスミマセンw)


この理論(?)を逆手にとれば、


     「関心を持っていることには、気付く」 ならば、「関心を持たせるようにすればいい」 わけです!


上司が部下に、

叱ったり、ノルマを課したりするのは、マイナスのリスクが存在することに関心を持たせるため。

褒めたり、報奨をあげたりするのは、プラスのリスクが存在することに関心を持たせるため。


でも、最近は、叱られてもスルーや反論したり、報奨でほしいものがなかったりする部下もいます。

ならば、元々その部下が関心を持っていることに、(うざくない程度に)上司自身も関心を持ち、

共通の話題を持てるようにしたり、その関心ごとをうまく仕事に紐づけたりしながら、

本来関心を持ってほしい分野に引き込んでみてほしいと思うのです。


これが最もうまく効果を表した実話が、映画化もされた「ビリギャル」

とにかくこの塾の先生は、すごい! 是非参考になさってください。



今週もこんみき先生のブログを読んでくださってありがとうございました!

また来週♪


(ちなみに私は、家族に気付かれないと淋しいので、自分から真っ先に「ほら、美容室に行ったの!」と言いますw)


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注)本ブログの「思う」「感じる」「考える」などと筆者が記載している内容は、主に筆者の個人的な見解です。


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