危機意識を高める
こんにちは。こんみき先生です。
(金)のブログテーマは、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。
今日は少し前置きを。。
DX は、2015年にガートナーから、
「最初にデジタルテクノロジーありきとしたとき、ビジネスとしてなにができるかを探る」
(@IT https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1501/22/news137.html)
という提言がありました。
従来は、ビジネス課題ありきとして、その解決手段がデジタル化だったわけですが、
売上向上のために新規事業を創出するというような場合は、
過去に全く存在しなかった新テクノロジーが出てきたのだから、それをうちのビジネスに活用できないか?
の考え方もあるというわけです。
でも、過去のブログ「DXについて」へ、誤認がないように追記したように、
既存システムをちょっと改善するだけでも DX です。
AsIs から ToBe に変えることが、トヨタ式で世界的にも「カイゼン」と呼ばれてきた方法論でしたが、
改善だろうが、新規に作ろうが、デジタル化をして変革するのであれば DXです。
以上をふまえて、
私が個人的に、日頃活用していて、最もわかりやすいイノベーションのバイブルと思っている書籍から、
イノベーションのステップを数回に分けて、紐解いていきたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、変革をすべき人をペンギンに見立てた、とても読みやすいビジネス寓話です。
「カモメになったペンギン」
ジョン・P・コッター著 / ホルガー・ラスゲバー著 ダイヤモンド社
この書籍に書かれている教訓や変革ステップは、改善にも新規構築にも使えます。
この物語から得られる組織変革を成功に導くプロセスは、8ステップになります。
この8ステップをさらに大まかに 4ブロックに分類すると、下記のとおりです。
《 準備を整える 》
↓
《 すべきことを決定する 》
↓
《 行動を起こす 》
↓
《 変革を根づかせる 》
ですが、今日は《 準備を整える 》の中の1つ目のステップである、
「1. 危機意識を高める」 にもまだ進みませんw
なぜって、その前にまだプロセスがあるから!
Q. ではまず、「1. 危機意識を高める」と読んで、どんな疑問が湧きましたか?
はい、そうです。
"誰の?" です。
1. では、誰の危機意識を高めるかというと、
"周囲の人々の" 危機意識を高めるのです。
自分から、周囲の人々に、変革の必要性と対策の必要性を理解させる、という意味です。
いや、周囲の人々に対してより前に、まず自分の危機意識を高めなきゃ、
いや、自分の危機意識を高める前に、そこに危機があることに気付いてなにか行動に移さなきゃ、
と、私は持論として思うのです。
余計な危機感を持ち続けて、自分を生きにくくする必要はありませんが、
最低限の「リスクに気付く」から「気付いたら解決の方法を考える」からの「行動を起こす」、
というプロセスがなければ(下記正しく書くと)、
「1. 周囲の人々に対して危機意識を高める活動をする」
というコッターさんの 1つ目のプロセスには入れないと思うのです。
正直、私は大企業向け研修で、この点が一番苦労しています。。
この話は、「なぜこんみき先生の危機意識は常に高いのか?」と、
私のキャリアにつながるので、
来週(月)のブログでお話したいと思います。
今週もこんみき先生のブログを読んでくださってありがとうございました!
また来週♪
#DX
#イノベーション
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#危機意識を高める
#カイゼン
注)本ブログの「思う」「感じる」「考える」などと筆者が記載している内容は、主に筆者の個人的な見解です。
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