変革のビジョンを策定する
こんにちは。こんみき先生です。
(金)のブログテーマは、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。
「カモメになったペンギン」のコッターさんのイノベーションの8ステップから、
先週は、最初の《 準備を整える 》のブロックの2つ目のステップである、
「2. 変革推進チームを作る」について、どんなタイプの人をイノベーションチームの仲間にすべきかをお話しました。
いよいよ今日からは、2つ目のブロック《 すべきことを決定する 》に入っていきます。
このブロックのステップは唯一、
「3. 変革のビジョンと戦略を立てる」。
今日はこのうち、変革の "ビジョン" を策定することにフォーカスします。
コロナ禍の今で言えば、
1. で、「まずい!売上5割減!何とか売上向上策を考えなきゃ」と危機意識を高めたあなたが、
2. で、社内人脈の中から、退職するでもない、現状のままボーっとしてるわけでもない、同じ気持ちの同志を集めた。
そして 3. で、この同志たちで、「どうやってうちの会社の売上を復活させられるか?!」を考えるという段階です。
「企業のビジョン」は、あなたが経営企画室などに所属していない限り、一般的にビジョン策定に関わることは難しく、
通常は経営トップが固めるものになりますよね。
言ってみれば、理念に基づいた企業として最上位の「ToBe = こうなりたい」なわけです。
あなたが経営者なら、今すぐ、サスティナブルな理念になっているか? コロナ禍に対応可能なビジョンになっているか?
早急に見直して頂きたいものです。。
でも、「変革のビジョン」はもっとブレイクダウンして、
「目の前の課題を解決した後の姿」や、「理想の組織や人のあり方」といった未来を描くように策定するわけです。
より大きな、魅力的なビジョンであればあるほど、従業員など関係者はモチベーションが上がります。
私は、今は1人でやっている会社なので、企業理念の「明日の自分を創ろう!」は、自分が策定しました。
その実現に向けた 1つ目のビジョンと事業内容は、起業当時の社員たちには事業計画書を見せながら1頁ずつ説明したのですが、
当時はブルーカラーの社員たちだったので、職人気質のためか、自社の理念を理解した行動を取ってもらうことは難しく、
むしろ当時のバイトの人の方が、共感してくれていました。
その事業は、早々に 1年程度で撤退したのですが、理念は変えず、今は完全に事業と手段のみ変更した現状です。
大学院の特別セミナーで聞いた、シリコンバレーのアントレプレナーである小林清剛さんの講演内容を参考にし、
コロナ禍の真っ最中に、
「自社の未来リスト」 なるものを作りました。
企業理念に基づき、"達成したいこと"、"手段"、"発起日"、"達成予定日"、"達成日" を進捗確認していくというものです。
細かくブレイクダウンしたビジョンが、"達成したいこと" にズラッと書かれていて、
クォーターごとなど時期を無視して、必要に応じてどんどん追記もしていきます。
最近見直していなかったから、確認しなおそうっと。
朝、見直すと、その日のモチベーションが UP するようです!
今週もこんみき先生のブログを読んでくださってありがとうございました!
また来週♪
#イノベーション
#DX
#変革のビジョン
#カモメになったペンギン
注)本ブログの「思う」「感じる」「考える」などと筆者が記載している内容は、主に筆者の個人的な見解です。
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