女が若さを保つことと、箔をつけることのバランス
こんにちは。こんみき先生です。
(月)のブログテーマは、「生き方・キャリア」。
光浦靖子さんの「49歳になりまして」という文藝春秋の記事が話題ですね。
光浦さんが、仕事を減らしてカナダ留学する予定だったのに、コロナ禍になり、
留学できなくなってしまい、妹夫婦の家に居候していたという話は、聞いたことがありました。
でも、留学したいと思ったきっかけが、この記事には色々書いてありました。
特に印象的だったのは、「独身で彼氏もいないので、自分を必要としてくれる人が側にいない。
40代に入った頃から仕事が減り始め、年齢に比例して休みが増え、不安になった」
「私は誰にも必要とされていない」
という言葉。。
"自分が必要とされているか?" は、誰でも1度や2度は考えたことのあるテーマでしょう。
だから人は、自分を必要としてくれる人を求めて、愛されるように努力したり、
必要とされるように仕事やコミュニティのポジショニングをがんばったり、
自分の "居場所づくり" に努力をするのだと思います。
でも、恐れずに書くと、女性は年齢を重ねたという理由だけで、
愛されなくなったり、居場所を失ったりしやすい生き物で、そうならないようにする自分の努力や工夫は、計り知れなく大変だと思うのです。。
昔、私が社会人になり、電機メーカーで法人向け直販部門のインストラクターをして間もなくの頃のこと。。
営業さんが売ってきた製品を客先にインストラクションしに行くことが多かったのですが、
ある時、私が行った客先から自社の担当営業さんにかかってきた電話の会話が…
「いや、あの娘はうちでは一番若いんですよ。。いやホントですってばw」
そう笑って担当営業さんが電話越しに話している内容から、
多分、お客様は私のことを実年齢よりかなり上に感じて、クレームまではいかないけど、
次回はもっと若いインストラクターを派遣してほしいと言ってきたのだろうとわかりましたwww
平成ですがw、まだインストラクターなんて、技術的スキルより、
せっかく高額で製品購入したんだから、若くて可愛い娘にサービスとして教えに来てほしい、
と思われていた時代ですからね。。
実は私は、もともと若く見られる質だったので、ちょっとお姉さんぽいスーツを買い、
しっかりしているように見られなければと思っていたのでした。
きっとそれが、お客様には逆効果になってしまったわけですw
外勤職の私たちも、30歳になったら内勤職に異動されられるらしい、なんて噂があったほどの時代w
そこで私は、1年ほど勤務してすごく楽しく仕事ができていた頃から、次のステップを考えるようになりました。
「もっと高い技術スキルを身に付けて、30代以降になっても仕事が続けられるようにしなくちゃ!」
「今はこの製品の分野では、うちの会社がシェア1位だけど、今後製品の寿命がどうなるかもわからないから!」
「製品の寿命 = 自分のこの会社での寿命」 と捉えたら、自分が生き残るためにはスキルUPが必要だと思い、転職。
昼間は 学校でITを学びなおし、夜は新聞社のカルチャースクールでパソコンをおしえることにしました。
今でもあの時のことは常に意識していて、
「オバサンには見えないようにお肌や髪形は若く保つ。服装はビジネスパーソンぽく。話す内容は高レベルでも、話し方は親しみやすくわかりやすい用語のみで」。
先日もアンケートに、「昔のことから最新情報まで、幅広い情報を聞けた」と書いてくれた受講者さんがいました。
年齢を感じさせない見た目も、知識も、経験も、やはり女性は男性以上が必要で、努力し続けなければ認められないことは、いまだに肌で感じます。。
まだまだその後も続いた私の転職理由やスキルUPの話は、来週以降も順次おもしろく書いていこうと思いますw
#自分の存在意義
#年齢と戦う
#居場所をつくる
#女性のスキルアップ
#女性の転職
#オバサン
注)本ブログの「思う」「感じる」「考える」などと筆者が記載している内容は、主に筆者の個人的な見解です。
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