事例に基づく自分のキャリアに対する危機意識

こんにちは。こんみき先生です。

(月)のブログテーマは、「生き方・キャリア」。

先週のブログ「危機意識を高める」で、

「なぜ、こんみき先生の危機意識は常に高いのか?」を今日、お話しすると書いていました。

https://findmydream.amebaownd.com/posts/10426133


私のキャリアを事例にとって、少しお話をします。


私は今、自分で立ち上げた会社が "9社目" の勤務なので、[代表者挨拶] ページにも書ききれていませんw

転職するたびに、「この会社で一生がんばりたい!」と思ったのですが、

新たな資格も取得し、経験もたくさん積んで、

「この部門で自分がやれることはやりつくした!」と次のステップにキャリアアップしたいときに、

異動できない環境だったこともありました。


でも一番多かったのは、「なんか最近、会社がおかしいな。。」という "におい" がしてきたことが何度も。。


勤務先はほとんどが大企業かそのグループ会社でしたが、

転職後1-2年以内に、元勤務先の部門がなくなったり、会社ごと売られたり、

大証では上場廃止したりといった残念なケースがほとんどです。


そのうちの1社、以前、国内で9大商社と呼ばれていた総合商社うちの1社の

システム子会社に勤務していたことがあります。


この会社に入社する時、人事の方から「寄らば大樹だからね」と言われたことが強く印象に残っています。

すなわち、入社試験を受けている私に、「大きな商社の子会社だからうちの会社は安心だよ」

と声をかけてくれたわけです。


しかし。。


ここも上記の残念なケースの1つ。

親会社、すなわち "大樹" 自体が傾いてしまったのです。。

今では復活を遂げた企業と言われていますが、私が退職した後、

たしか社員の1/3をリストラと報道された記憶があります。


というわけで、残念ながら私は、「振り向くとそこに会社がない」。。というケースが多くw、

常に危機感を持ちながら、チャレンジし続けるようになったのだろうと思っています。


通常、人は、会社に所属しているという心理的安全性の高い環境から離れたくない心理も働くでしょうし、

そこにリスクがあることにも目を背けたい気持ちもあると思います。

大企業なら、会社更生法もありますし、倒産ということは少ないでしょう。


でも、植物と同じように、大きな樹は、倒れることは少ないけれど、

気候変動で葉が枯れて雨宿りできる人数が減ったり、

大樹に寄り添っている生物の生き残りテクニックも変わってくるはず。


それが今、コロナ禍でまさに表面化してしまいました。。


平成28年経済センサス-活動調査の国内の企業数(規模問わず)は約358万社。

このうち、2020年1-8月に休廃業・解散した企業は、3万5,816件 (2020.09.23付の速報値)。

単純計算で、約1%が2020年1-8月に市場から撤退・消滅したことになります。


このペースが続くと、休廃業・解散する企業は、今年1年間で5万3,000件を突破し、

2000年に調査を開始して以降、年間で過去最多を更新する勢いとのことです。。

(東京商工リサーチ https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200923_01.html)


私の当時の勤務先に、統廃合されたりした今も勤務している元同僚たちのうち、

残った数少ない精鋭としてバリバリやっている人は、

活躍してむしろ幸せな人も多いようですw


結局、どんな道を選んでも、頼りになるのは、


     「自分の判断」 と、

     「自分の努力で向上し続けるスキルやキャリア」


ではないでしょうか。。?



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注)本ブログの「思う」「感じる」「考える」などと筆者が記載している内容は、主に筆者の個人的な見解です。


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